当院に来る方で、痛みが慢性化している方にはある特徴があります。
もしからしたらあなたにも当てはまるかもしれないので、ここで紹介しておきますね。
それはズバリ、
「痛みの確認行為」をいつもしている
ということです。
痛みがあるとつい確認してしまう気持ちは分かります。
でも、それが続くと何度も何度も自分で痛める行為をしているようなものなので、痛みがクセになってしまいます。
それに痛みの確認行為は、痛みに意識を向けるので治りが遅くなってしまいます。自分でその痛みにエネルギーを与えているようなものですから。
ほとんどの症状は、放っておけば忘れた頃に治っています。
それなのに、痛みの確認行為や痛みに意識を向けすぎることで、自分で痛みを大きくしてしまっているのですね。
また、痛む箇所自体に原因があることは稀で、ほとんどはどこか違う箇所に原因があります。
人体で一番大きな大腿骨の骨折ですら、3ヶ月もすれば治ります。
それが、腰痛や膝の痛みが何年も続いているというのはおかしな話です。もうそれは腰や膝自体の原因ではないのです。
腰を使い続けているから治らない?いえいえそんなことはありません。同じように腰を使いながらでも治る人は治ります。
痛みの原因はだいたい決まっています。それを調整すればほとんど改善できますよ。
ただ、その原因を正しく理解できている人は非常に少ないですが・・・
ちなみに、骨のズレやヘルニアなんかも痛みとはほとんど関係ありません。
痛みは意識で大きくなります。
とりあえず慢性痛の方は、まずは痛みの確認行為をやめてみてください。
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